2019.02.09
変態とは
普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。
この言葉が私は好きだ。
これは偏に「極める」ということだ。
昨日私は変態に出会った。
事の発端は毛受建材に一本の電話が入ったところから始まる。
「ドライテック今日施工したんだけど納得いかなくて」
私は何を言われたのか一瞬分からなかった。
「はい?」
ドライテックの施工がしたいという電話はよくいただくがこんなことは初めてだ。
興味が沸きさらに質問してみる。
「どううまくいかなかったんですか?」
「いやぁー結構不陸出ちゃってさ。あれっていつもどうやって直してるの?」
これは私の得意分野。
プレーターの特許とも言えるべニア工法をお伝えした。
「へーそんなやり方があるんだ。面白いね。」
面白い?今までこんなの聞いたことがない。
興味が完全に傾きさらに質問を繰り返す。
「どれくらいの㎡数施工したんですか?」
「二日に分けたけど260平米くらいかな?」
「すごいですね。何人で施工したんですか?」
「二人だよ」
「????」
言葉を失った。
自分自身の平米数に対する施工人数を遥かに凌駕していた。
いや現場を見るまで納得できない。
目で見たものしか信じない。
「今から現場行っていいですか?」
「俺も会いたいし全然いいよ。」
時間は17時を超えていた。
暗くなってもいい。
今日見たい。
衝動にかられた私は30分以上かかる場所へ向かう。
現場に到着し話も早々に確認する。
ライトを下から照らす業者さん。
「見てこれ。納得いかない。」
確かに多少の不陸はある。
しかし問題はない。
というより問題はそこにはない。
これを二人でやったという事実だ。
自然と鳥肌がたった。
「ドライテックの施工があったらお願いしてもいいですか?」
「是非是非。これからどんどんやっていきたいし。」
こんなに心が躍るのはいつぶりだろう。
この人は私が好きな「変態」だ。
ドライテックが好きな気持ちは私も負けていない。
いわば変態×変態の相乗効果が生まれさらに未来が明るくなった。
どんどん愛知の地面が変わっていく。
ではまたごきげんよう。
毛受建材 ダイソン大村
投稿者:大村 貴史